2017年12月21日木曜日

初の土曜議会、20人が傍聴 喬木村

<中日新聞より>

多様な世代の議会参加やなり手不足解消を目指し、十二月定例会から全国でも珍しい「夜間・休日議会」を導入した喬木村議会は十六日、一般質問を初めて土曜日に実施。議員十人と村側のやりとりを、普段より多い村民約二十人が傍聴した。
 質問は基幹林道や保育所のあり方、国民健康保険など多岐にわたる。リニア中央新幹線ガイドウェイ関連施設の跡利用を問われ、市瀬直史村長が「たかぎ農村交流研修センター周辺と一体的な計画を」と答えるなどした。
 休日で初めて傍聴できた会社員女性(58)は「村の課題が分かり面白かった。議員報酬引き上げも検討しては」と提案し、毎回来ている農業男性(74)は「住民の関心が高まって良いが、結果の検証が必要」と話していた。
 この日で、会期中に予定された夜間休日の日程は終了した。
 下岡幸文議長は「一般質問の傍聴人は予想より少なかった。反省点を改善し、傍聴したくなるような深い議論をしたい」とさらなる議会改革に意欲を示した。
 (石川才子)

0 件のコメント:

コメントを投稿