2018年2月27日火曜日

3月議会初日の報告 全議員の立ったり座ったり

<東村山市議のブログより>

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昨日から始まった3月定例市議会。
議会として結論を出した議案が5つ、陳情が1つ。
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つの常任委員会に審査を託した(付託した)議案が18件、予算特別委員会に付託した30年度予算案が5つです。
議会を一度傍聴していただくとわかりますが、議案や陳情の採決を諮るはもちろんですが、本会議の議事を進める上での手続きについても、議決が必要なものについては議長が賛否を問う場面がたくさんあります。
ちなみに東村山市議会では、ネット配信を数年前に始めた時に、挙手採決から起立採決に変更しました。
ここでは、議案だけでなく手続きも含め、各議員がどういう賛否行動をとったかを中心に、自分自身の記録のためでもあるので昨日の結果を報告します。

942分 議場でさわやかミニミニコンサート
1020分 開会
議場の秩序維持、議長の権限、議員の権利について、議決を諮る。
共産(山口、さとう直、渡辺み)、草の根(矢野、朝木)以外が起立
こんな議決を諮る議会は他にあまりないと思いますし、本来は要らないと思うのですが、今から20年前後前に特定の議員によって議場がしばしば大混乱になった経緯があって始まったことと聞きます。こんな議決を諮らなくても常識をもって進められる議会にしたいです。
会議録署名議員の指名議長による指名。今回は蜂屋議員と私。会議録が完成した際に署名する議員が2名必要なため。
会期の決定
草の根の2名以外が起立し、327日までの36日間に決定。
議決が必要な事項であり、事前に全会派が参加している議会運営委員協議会で示された段階では異論は出ていません。普通はどこの議会でも全会一致で決まっています。
1031分 市長による施政方針説明毎年3月議会冒頭に、翌年度の方針を中心に説明があります。今回は71分間。
終了後に議長が一時保留とする旨を発言。
これを踏まえて来週27日(火)に、自民(小町)、公明(渡辺英)、共産(さとう直)、ともに生きよう!ネットワーク(佐藤ま)の4名が会派代表質問を行います。
1144分 今日の議事に会派毎の質問持ち時間を決めることを議決
共産と草の根以外が起立し、決定
1145分 請願等の取り下げ
12
月議会後に提出された29陳情19号「ところバス乗り入れを求める陳情」が、陳情者の都合で取り下げたいとのこと。
全員の起立により取り下げが認められる。
1147分 都市整備委員長報告
山口委員長から、閉会中の委員会で結論を出した29陳情14号「多摩湖町の交通不便解消策としてのところバス乗り入れに関する陳情」についての審査報告があり、議決を諮り、起立(賛成)多数で採択することを決定。
賛成17…自民党7(熊木、肥沼、石橋博、小町、蜂屋、土方、小林)、公明党5(石橋光、駒崎、村山、渡辺英、横尾)、ともに生きよう!ネットワーク3(大塚、白石、佐藤ま)、民進党2(奥谷、かみまち)
反対6…共産党3(山口、さとう直、渡辺み)、草の根2(朝木、矢野)市民自治の会1(島崎)
ここでお昼休み
1310分 再開
即日議決を諮る必要のある議案5件について、市長から提案説明
議案13号「教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例」の審議
この議案は、教育委員会にある市民スポーツ課を、30年度に市長部局で新設する「地方創生部」に移管するため、地方教育行政法という法律で必要とされている条例を定めるもの。全会派が質疑に立ち、討論(意見表明)は賛成の立場で私だけが行い、起立多数で可決。
賛成18…自民7、公明5、ともに生きよう!ネット3、民進党2、市民自治1
反対共産3、草の根2

議案14号「東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部改正」の審議
この議案は、規約で定める軽減措置の延長を諮るもので、都内全自治体の議会の賛成が必要とのこと。起立多数で可決。
賛成18…自民7、公明5、ともに生きよう!ネット3、民進党2、市民自治1
反対共産3、草の根2

議案15号「後期高齢者医療特別会計補正予算2号」の審議。起立多数で可決。 
賛成21…自民7、公明5、共産3、ともに生きよう!ネット3、民進党2、市民自治1
反対2…草の根2

議案16号「介護保険事業特別会計補正予算2号」の審議。起立多数で可決。
賛成18…自民7、公明5、ともに生きよう!ネット3、民進党2、市民自治1
反対5…共産3、草の根2

議案17号「下水道事業特別会計補正予算2号」の審議。起立多数で可決。
賛成18…自民7、公明5、ともに生きよう!ネット3、民進党2、市民自治1
反対5…共産3、草の根2

4つの常任委員会に付託する18議案について、市長から提案説明
各常任委員会に付託することについて諮る
草の根以外の起立で決定。
30年度予算案5件について、市長から提案説明
予算特別委員会の設置について諮る
草の根以外の起立で決定。
予算特別委員会委員の選任について議長が正副議長以外22名を予算特別委員会の委員に指名することを諮る
草の根以外の起立で決定。
予算委員会への付託…5つの議案を付託することを諮る
全員の起立で決定。
委員会室へ移動し、第1回の予算特別委員会を開催。正副委員長の互選を行う。
1)委員長選挙肥沼茂男14票(無記名ですが、おそらく自民6、公明5、ともに生きよう!ネット3)/朝木直子8票(共産3、民進2、草の根2、市民自治1) 肥沼議員に決定。
2)副委員長選挙村山淳子14票(無記名ですが、おそらく自民6、公明5、ともに生きよう!ネット3)/島崎よう子8票(共産3、民進2、草の根2、市民自治1) 村山議員に決定。
請願等の委員会付託新たに提出され、審査することとした5件の陳情を各委員会へ付託
草の根以外の起立で決定。
長い記録にお目通しいただき、ありがとうございました!
最後に、開会前に恒例となっているミニミニコンサートについて書いておきます。
今回は二胡楽団の皆さんによる演奏でした。演奏は素晴らしかったのですが、940分からの20分枠を超えて105分頃に終わったことはまずかったと思います。これまでもクラシックやジャズや民謡や様々な市民団体の皆さんが登場してくださいましたがこんなことは初めて。プログラムに7曲あることを知った時の不安が的中しました。事前調整のミスだったのでしょうか?確認したいと思います。
また「議会活性化のため」ということで東村山市文化協会さんの協力をいただいて10年以上続けていますが、コンサート後の休憩明けに議場に戻れば、傍聴席にいらした大勢の方の姿は無し。簡単にやめればよいとは思いませんが、本来の目的に立ち返り、効果的なやり方に改める時期に来ていると思います。
http://sato-masataka.net/wp/?p=4403

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