2018年2月14日水曜日

地方議会改革の先進例など報告 岡山で在り方考える研修会

<山陽新聞より>
議会改革の先進例などが報告された研修会

地方議会の在り方を考える研修会(ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟主催)が7日、岡山市内で開かれ、全国4市村議会が独自の条例制定や議会改革といった先進事例を報告した。

 県内外の地方議員や議会事務局職員ら約70人が参加した。事例報告では、東京都あきるの市議会の子籠敏人議長が読みやすい広報誌づくり、長期欠席議員の報酬をカットする条例制定、政務活動費の領収書公開などに取り組んできたことを紹介し「小さな改革の積み重ねが大きな改革のエネルギーになる」と強調した。

 議員のなり手が不足し、住民が直接審議する「村総会」設置を一時検討した高知県大川村議会の川上文人村議は、議員の兼業禁止の緩和などを国に求めたことに触れ「なり手の確保には議員が働きやすい環境をつくることも大切」と語った。

 林敏宏岡山市議は議会からの政策提言、黒川勝横浜市議は議員発議による条例制定などの取り組みを報告。北川正恭早稲田大名誉教授による基調講演もあり、議会の政策提案力を強化する必要性などを訴えた。

 同研修会は全国各地で行われており、岡山での開催は初めて。8日は真庭市のバイオマス発電所などを視察する予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿