2014年9月11日木曜日

「県議会だより」の検討委員会

<岐阜県議のブログより>

現在休止中の議会広報紙「岐阜県議会だより」を再発行するにあたって設けられた検討委員会の二回目の会議が開かれました。 今回は議会事務局が作った案二つが示されました。 まず、新聞紙一面を買い取って定例会の主な質疑と回答、委員会審議、視察などの議会の仕事を紹介する案です。 次、A4版8ページ程度の広報紙とする案です。記事は上に加えて質疑で取り上げられた県の事業についても簡単に解説しています。 会議では、再開するにあたってどちらの案とするか、予算も含めて議論が行われました。いずれも年4回発行(掲載)した場合です。 <新聞紙面買い取りの場合> ①岐阜新聞と中日新聞に絞った場合 県内カバー率は72%で費用負担は1800万円 ②さらに朝日新聞と読売新聞、毎日新聞を含める 県内カバー率は84%、費用負担は3700万円 <広報紙の場合> ①新聞折り込みの場合 70万世帯で年間5600万円 ②県や市の施設に置いてもらうだけ 1万部×年四回なので200万円 ※広報紙の場合はホームページ上に掲載することが容易ということでした。 いずれも一長一短があります。 議会事務局に尋ねたところ、多額の経費負担は難しいようでした。そこでスタートとしては少しずつということで、広報紙を県や市の施設に置いてもらって、ネットと兼用しながらはじめてみるという方向性で所属会派に説明することになりました。 議会広報紙は県民が県議会に関心をもってもらうような紙面づくり、記事の内容が必要です。そのためにはある程度の予算と手間が求められます。 議論出来る議会に、公開と参加の議会にならなければ広報紙に予算を割くことへの理解も得られません。議会自体の在り方も変わる必要があると思います。

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