2014年9月19日金曜日

議会が求めている成果とは何か?

<多摩市議のブログより>

 今日は傍聴には行かずに過ごしました。議会日程は健康福祉常任委員会で、明日は生活環境常任委員会です。

 さて、とある方とお話しする機会があり、「議会は結局、行政にどんな成果を求めているのか?」と尋ねられましたが、実は主語が「議会は」になったとき、その答えとは難しいものですね。案外・・・・というか「議員は」が主語になればわかりやすいというか、自分自身に当てはめてみれば、「まだ、答えようもある」のですが。

 「『議会は?』となると難しいですね・・・・」

 と正直に回答するしかありませんでした。市民にとっての議員は、議会として結果を出すことより、個人の働きぶり、個々に結果を出すことが求められているわけで、その点で考えてもやっぱり「議会としての成果」は二の次になるのかなと。この間、市の部長さんとちょっとした意見を交わした時、「でも、その意見は岩永さんの個人的なものですよね。」と言われたのですが、その響きがとても新鮮だったのです。今まであまりそんな風に言われたことがなく、議員が何か意見すればただ受け止めるだけ、聞くだけ・・・・「そうですね。」ととりあえず相槌を打つような感じでしたが、ずいぶんと職員のスタイルも変わってきたなあとうれしかったですね。

 議員の意見提案をそのまま受け止めるわけではなく、そこに他の議員さんん意見や視点を加えたり、そして行政職員のスキルなども加わって、「最適」なものにすることが必要なので。

 「議会が求めている成果」・・・・それを議会自身がつくる努力の一つが決算特別委員会での事務事業評価。まだまだ改善改良が必要だとは言え、全体の合意形成をする試みとしては決して悪くはない取組みかなと思っています・・・手前味噌かな?

 一度、見てみたかったスピルバーグ監督の「リンカーン」をレンタルしてきたので楽しみです。

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